今日はさぶろう君と飼い主様(


さぶろう君(^o^)
(*)施術後に撮影致しました
「(さぶろう君が)5日間くらいフードを食べない」「バランスが取れなくなった」との事で、まずは状況の確認から行わせて頂きました
フードを食べない状況が5日間も続いているとの事ですが、逆に言えばこれだけ長期間状態が悪かったのであれば最悪の事態である胃捻転や腸捻転では無いだろうと
また、フードは食べないが水は飲むし排尿も問題無いようなので腎臓のコンディションが急激に悪化したというような事態でも無いのではないかと推測
腹部の触診でも腹水などは無いようなので肝臓のコンディション悪化でも無さそうですし、動作的には比較的活発に動けているし呼吸にも咳き込みなどの症状が見られないので心肺機能や呼吸器のトラブルでも無さそうです
(あくまで推測の域を出ませんが)とりあえずは一番恐れていた内臓系のトラブルでは無さそうです
「そうであるならば、この食欲不振は食道や消化器系に負担がかかっているせいか、もしくは口腔内のトラブル(炎症)が原因ではないか」と考えて食道や消化器系に影響を及ぼすであろう部位の筋肉を触診してみると…やはり強い強張りがありました
またこれも触診の感じからですが少し腰痛も出ているようで、飼い主様も「最近は腰のあたりを触られるのをいやがるようになっていました」との事でした
(この腰痛症状もさぶろう君の食欲不振に少なからず影響を与えているのではないかとも推測致しました)
さっそく『筋緩め』施術によってそれらの筋肉の強張りを解消し、口腔内のコンディションを良好化する為に関連するリンパ液の循環を意識して調整を行わせて頂きました
調整後のさぶろう君に飼い主様がご持参下さったフードを与えてみると、はじめの一口は躊躇したものの一個食べた後からは素晴らしい食欲でフードを食べてくれました!

施術後には食欲も回復して『舌ペロ』ポーズ(^o^)

オスワリ・フセの姿勢も施術後は後肢を流さずに綺麗な姿勢です
(*)施術後のフセの姿勢は一番上の写真参照
飼い主様も「良かった!これで安心です!!」と大変喜んで下さいましたが、5日間フードが食べられなかった事によっても内臓系にダメージなどがある可能性があるので、状態が良くなったとしても一応獣医師による診断・検査を受けるようにお勧め致しました
もうすぐ12歳になるというさぶろう君!
飼い主様にはこれからも老化予防の意味も含めてリメディアル・ドッグマッサージ(犬の解剖学的構造から独自に考察した『犬の身体のしくみ』とそれに基づいた基本マッサージ『筋緩めマッサージ』)による日々のケア・サポートを活用して、さぶろう君の『健康で元気で長生き』するシニアライフを実現して頂きたいと思っております!!

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