2015.01.16
よくテレビなんかで「身体に現れるトラブル症状は歪み(特に骨盤の歪み)によって引き起こされる」的な解説を聞きますよね?
まぁ、そういう論点に依って身体の症状について考察される訳ですから、『身体の歪み』は諸悪の根源的な論調が多いように感じます
でも、本当に“『身体の歪み』=悪”なんでしょうかねぇ
確かに身体に現れるトラブル症状は『身体の歪み』に起因している事が多いと思いますが、だからといってそれが絶対悪的な考え方をするのは・・・自分としてはちょっとどうかなぁと思ったりします
これはあくまで自分の個人的な考え方なのですが、自分としては“『身体の歪み』には種類がある”のではないか?つまり本来的には身体にとって良い歪みというものもあるのではないかと考えているのです
例えば今流行の(笑)『骨盤の歪み』で考えてみます
もし、その人の片一方の膝関節に問題(もしくは重大な問題となる可能性)があったとして、骨盤が均等なバランスで存在するいわゆる“正常な状態”だったら一体どのような事が起こると思いますか?
おそらく問題を抱えている膝関節にも均等に体重が乗り、その為にかかる負担に耐えられなくなった膝関節はより重大な問題を抱える事になるでしょうね
それを避ける為に骨盤に歪みが発生して問題を抱えている膝関節への負担を分散・軽減しているのだとしたら、果たしてこの『骨盤の歪み』が発生している事は本当に悪い事なのでしょうか?
自分はこの場合の『骨盤の歪み』は、身体を守る為に発生した“正当な歪み”であると考えています
ただ、歪みはやっぱり歪みなので、その歪みを要因とした症状が現れてしまうでしょう
つまり、せっかく身体を守る為に発生した“正当な歪み”を上手く利用できない(使いこなせない)身体的状態な訳です
なので、自分がこのような状態の方を施術する場合は、この“正当な歪み”を上手く利用できるようする為に全身の筋肉の連動性を確保する事を意識した施術を行うように心がけています
これが自分が行う『筋引き整体』の基本的施術概念です
無論、全ての身体の歪みが“正当な歪み”な訳ではありませんし、時にはこの“正当な歪み”が発生しないような状態(状況)に導かなければならない時もあるので、施術はその方の個体個体に合わせて臨機応変に行わなければならないと考えています
これもまた自分が行う『筋引き整体』の基本的施術概念となっている訳ですね!
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